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石垣
2018年のメモ書き。
「夢の中が本当で、この現実が虚構かもしれない。ここからスタートする」
「路上は、人の生きる場であり、日常の現実がそのまま現れ、そのまま真の姿が現れ出ている場でもある。そのまま写せば十分だ」
「世界がどんなものか分からない。また分からないのが世界そのものなのだ。それを写真で表現できたら十分だ」
日本最南の街、石垣市。岐阜生まれの僕はストレンジャーとして路上に立った。僕にとっては街並みこそがストレンジャーでした。リアルを求めて歩くのですが、まるで蜃気楼の中にいるようでした。蜃気楼の中のリアリティ? 出会った人々にとって、僕のほうが蜃気楼だったかもしれません。
本編は、自分の機材へのこだわりを極限まで削ぎ落とすという目的で、自分でカメラを選ばず、友人が選んだカメラで写すという軽ノリで始まった企画でした。使用したのはマミヤC33という二眼レフ。2年間の記録です。
撮影期間 2017年3月 ~ 2018年12月
Epilogue
2018年のメモ。
「答えを自己の中に求めないこと。すべての現象の中に自己を証すこと」
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